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体脂肪が増えるメカニズムとは? 対策方法と一緒にチェックしよう
体脂肪はボディラインの崩れを招くため、できるだけ溜めたくないですよね。それならまず「体脂肪が増えるメカニズム」を知っておくことが大切です。なぜ体に脂肪が蓄積してしまうのか、体脂肪を増やさない食事や習慣と一緒にチェックしましょう。
体脂肪が増えるメカニズム
余ったエネルギーが体脂肪として蓄積される
食事によって摂取したエネルギーは、日々の活動や代謝によって消費されます。しかし、消費しきれなかったエネルギーは肝臓で中性脂肪に合成され、体脂肪として蓄積されてしまいます。体脂肪になるのは食事に含まれる糖や脂肪だけだと思われがちですが、タンパク質も摂りすぎると体脂肪として蓄積されてしまうので注意が必要です。
脂肪細胞の慢性炎症で体脂肪が増えやすくなる恐れも
脂肪の蓄積が続いて脂肪細胞が肥大化すると、免疫細胞の攻撃によって炎症が発生します。炎症が慢性化するとインスリンの効き目が悪くなり、脂肪の合成が進みやすくなる原因に。つまり、肥満が進むほど、脂肪がより溜まりやすくなる恐れがあるのです。
また、脂肪細胞の慢性炎症は糖尿病や高血圧など、生活習慣病の原因にもなります。健康を損なわないためにも、普段から体脂肪を溜めない対策を心がけましょう。
体脂肪を増やさないためには?
運動などでエネルギーをこまめに消費する
上でもお伝えしたように、食事から摂取したエネルギーが消費しきれないと体脂肪が増える原因になります。デスクワークなどで運動量が少ない場合は、こまめに歩いたり、休憩時に体操をしたりするなど、エネルギーを消費する習慣をつけましょう。筋肉量が増えると基礎代謝量が増えるため、スクワットなどの筋トレを習慣にするのもおすすめです。
食事はバランス良く適量を心がけて
いくら運動量を増やしても、摂取するエネルギー量が多いと体脂肪が増えてしまいます。体重や活動量を入力すると適正カロリーを計算してくれるアプリなどを利用し、過剰摂取を防ぎましょう。 また、バランスの良い食事でさまざまな栄養を摂ることも大切です。たとえばタンパク質は筋肉の材料になり、食物繊維は糖の吸収をおだやかにして血糖値の急上昇をおさえてくれるため、体脂肪対策に欠かせません。タンパク質は肉や魚などに、食物繊維は海藻類や野菜などに含まれますから、積極的に取り入れましょう。

体脂肪が増えるメカニズムを知れば対策が見えてくる!
今回は、体脂肪が増えるメカニズムと対策方法をご紹介しました。肥満対策にはご紹介したような習慣とともに、炎症を抑えるサプリを取り入れるのも効果的です。体脂肪が増えてから減らすのは大変ですから、増える前の対策を心がけていきたいですね。