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マスクで紫外線は防御できるの? 冬から春のUV対策ポイント
冬から春は、インフルエンザや花粉症対策のためにマスクを着用する方が多くなります。そこで気になるのが、「マスクで紫外線は防御できるの?」ということ。マスクで紫外線対策ができるなら嬉しいけれど、できないなら日焼けなどが怖いですよね。今回は、意外と知られていないマスクの紫外線透過率について、冬から春に気をつけたいUV対策ポイントとあわせて見ていきましょう。
マスクは紫外線をどれくらい通す?
マスクの紫外線透過率は素材によって変わる
まずはマスクの紫外線透過率を見ていきましょう。紫外線透過率とは、どれくらい紫外線を通すかの割合で、0%なら紫外線が全く通らないという意味になります。
【マスクの素材別の紫外線透過率】
- 不織布…14~24%
- ポリウレタン…13~19%
- ポリエステル+ウレタン…0%
- 綿…0%
上記を見ると、素材によって紫外線透過率が変わることが分かります。不織布マスクは比較的紫外線透過率が高く、日焼けのリスクが高まりやすいといえるしょう。
UVカット機能があるマスクなら比較的安心
市販のマスクの中には、UVカット機能が備わったタイプもありますよね。高いUVカット率が表示されているなら、無加工の不織布マスクより日焼けしにくいと考えられます。ただし、洗ってくり返し使えるマスクの場合は、洗濯などで劣化する可能性もあるので、商品の説明をよく読んで正しく使用することが大切です。
冬から春に気をつけたい紫外線対策ポイント
マスクの下にも日焼け止めを塗る
上述したように、マスクの種類によっては紫外線を通す恐れがあります。できるだけマスクの下の肌にも日焼け止めを塗るようにしましょう。なお、日焼け止めは顔全体+首にも塗ることがポイントです。目の周りだけ、マスクの下だけなど、部分的に塗るとムラ焼けする恐れがあるので注意してくださいね。
天気の悪い日も紫外線対策を心がける
冬から春にかけては、天気がどんよりと悪い日が多いもの。そんな日は「紫外線も降り注いでいないだろう」と、対策を怠る方が多いのではないでしょうか。しかし、肌にダメージを与える紫外線は曇りの日でも降り注いでいます。日焼け止めを塗る、手袋やマフラーなどで紫外線をブロックするなどの対策は続けるようにしましょう。
花粉対策用メガネはUVカットタイプがおすすめ
春は、花粉の侵入を防ぐメガネを使用する方も多いのではないでしょうか。そのメガネも、UVカットタイプなら紫外線対策が同時にできるのでおすすめです。紫外線を99%以上カットしてくれるタイプもあるので、アイウエア専門店などで探してみてくださいね。
マスクをしてても紫外線対策は忘れずに
今回は、マスクと紫外線の関係や、冬から春のUV対策術をご紹介しました。ご紹介した対策方法に、紫外線ダメージを軽減するサプリメントを取り入れるのも効果的です。「マスクをしているから紫外線対策は万全」という考えは危険ですから、適切な対策を続けていきたいですね。