免疫プロテイン

母乳の仕組みを応用し、食品や原料の新開発に挑む。

私たちは長年にわたって、母乳の仕組みを応用した食品や原料の開発に取り組んできました。
オルトの力を結集した集大成として、2018 年に開発したのが「アイムプロテイン」。
母子免疫を豊富に含んだ免疫プロテインの特徴やこだわりをご紹介します。

原材料名
乳たんぱく、植物油脂、乳等を主要原料とする食品/香料(乳由来)、クエン酸、乳化剤(大豆由来)、甘味料(ステビア)
栄養成分表示 1袋(27g)当たり
  • エネルギー:100kcal
  • たんぱく質:20.0g
  • 脂質:1.2g
  • 炭水化物:2.8g
  • 食塩相当量:0.051g
  • アミノ酸スコア:100

新しい発想から新しい原料をつくる

  • 「母子免疫の原理」からの新発想


    生まれたての赤ちゃんは無菌状態で無防備なのにもかかわらず、
    生後約半年間は風邪ひとつ引きません。
    それは母乳を通してお母さんのもつ免疫抗体が授けられるから。

    この母から子へ免疫抗体が移行する仕組みは
    「母子免疫の原理」と呼ばれます。
    私たちはこの原理に着目して、「母乳が赤ちゃんに良いということは、
    免疫力が落ちている大人にも良いのではないか」と発想しました。

  • 免疫プロテインの新原料「アイムP26」


    新しい発想をもとに1994年より九州大学と共同研究を開始し、「母子免疫の原理」を食品に応用するバイオテクノロジーを開発。

    それが、人間が感染しやすい26種類の病原性細菌(悪玉菌)に対する抗体を、母牛から搾乳されるミルクへ移行させるHIT(Hyper ImmunizedTechnology / 過免疫化技術)です。

    このHIT でつくられた新原料「アイムP26」を含有した「アイムプロテイン」が完成しました。

原料や製法への徹底したこだわり

  • 良質なたんぱく質と自然な風味を実現


    HITには、酪農大国ニュージーランドのグラスフェッドカウという母牛を採用。
    牧草のみの自然放牧で育った牛で、飼育過程に化学飼料やホルモン剤は一切使用していないため、世界一安全で安心と言われています。

    この母牛から搾乳されるミルクを活かすために、人工甘味料や砂糖ではなく、天然由来の甘味料ステビアを使用。毎日継続して飲めるようシンプルでナチュラルな風味に仕上げました。

  • 国際規格認定の国内工場で製造


    アイムプロテインを製造しているのは、消費者に安全な食品を提供をすることを目的とした国際規格「FSSC220000」認定の国内工場。

    原料の入庫から製造、出荷までに至るすべての過程において、品質が保たれるよう管理しています。

  • 世界基準の安心品質を保証


    アイムプロテインは、
    アンチドーピング認証「インフォームドスポーツ」を取得。

    アスリートの方に安心して飲用いただける品質を担保しています。

30年以上にわたる
産学連携の共同研究

  • 1994年~2021年 九州大学生体防御医学研究所


    1994年より、同研究所の創立者であり
    HITミルク研究の第一人者である野本亀久雄名誉教授の指導の下、
    HITミルクとプロテインの経口摂取による生体防御への影響に関する
    基礎研究を行ってきました。

  • 2001年~2003年 慶應義塾大学


    2001年に慶應義塾大学医学部リサーチパーク内に研究室を設け、
    同医学部の鈴木秀和先生と共同でピロリ菌の抗体を含んだ鶏卵の研究を実施。

    顧問には、オーストラリアのバリー・マーシャル博士
    (2005年ノーベル生理学・医学賞を受賞)を招聘しました。

  • 2002年~2005年 北里大学北里研究所


    2002年にオルトから北里大学へ研究員を派遣し、母乳の研究を開始。

    HITによってつくられたミルクのウイルスに対する
    感染防御に関する共同研究を実施しました。

  • 2018年~現在 早稲田大学スポーツ科学学術院


    2018年に早稲田大学スポーツ科学学術院と提携し、アマチュアスポーツ選手を対象としたアイムプロテインに関する臨床試験を開始。

    1年間にわたる臨床試験を経て、2019年の日本体力医学会総会(筑波大学)や国際運動免疫学会(上海体育大学)で「腎機能の向上」に関する研究発表を行いました。