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  • 2019年04月03日

    まぶたが痙攣するのはなぜ? 効果的なまぶたのケア方法

    パソコンやスマホの使用で目を酷使する人が増えています。
    何時間もいじりつづけてしまう人もいるでしょう。

    パソコンやスマホを利用していると、突然まぶたがピクピクと痙攣し始めたことはありませんか?
    まぶたの痙攣をずっと放置していると、視界が狭くなり大きな怪我につながってしまうかもしれません。

    ここでは、まぶたが痙攣する理由と、効果的なまぶたのケア方法についてご紹介します。

    痙攣が起きる理由

    まぶたの痙攣は、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)と呼ばれています。
    痙攣とは、体を動かそうと意識しなくても、筋肉が勝手に収縮してしまう症状のこと。

    根本的な原因や治療方法がまだ詳しく分かっていないため、眼科では症状をできるだけおさえる治療方法がとられています。
    症状には個人差があり、まぶただけでなく目の周囲の筋肉も痙攣を起こしたり、目の乾きを感じたり、左右の目で痙攣の度合いが異なる場合もあります。

    症状が深刻になると、まともに目を開けていられないほど痙攣がひどくなったり、まぶたが重く垂れ下がってくる人もいます。
    視力に直接的な影響はありませんが、まぶたの痙攣のせいでものが見にくくなって、躓きやすくなることもあるので、ただの痙攣だと思って放置をしていると大変危険です。

    痙攣で起きる目の乾きなどは、ドライアイや他の目の病と症状が似ていたりするため、自身での判断は難しいかもしれません。
    目を休ませてもまぶたの痙攣が持続するという人は眼科を受診することをおすすめします。

    仕事中に目を疲れさせないためには

    まぶたの痙攣は目の疲れと結びついています。
    目の奥にある筋肉は、ものを見ようとするときにピントを合わせたり、まぶたを上へと引き上げたりする役割を持っています。
    そのため、パソコンに長時間向かい合っていたり、細かい作業の連続で目を酷使することの多い人ほど目は疲れやすい状況といえます。

    目を酷使する人は、作業中は意識的にまばたきを多めに行って目を乾きにくくしたり、1時間に5分は休憩をとって目を休ませることが必要です。
    できれば、目の疲れを感じる前に小休止しましょう。
    こまめに休憩を挟むことで、目の疲れを軽減して結果的に効率のよい作業につながりますよ。

    目を休ませるときは「目を閉じて、周囲の筋肉も疲労から回復させること」が大切です。目の周囲を軽くマッサージして、固くなっている筋肉をほぐしましょう。
    長時間同じ姿勢が続くような仕事のときには、首や肩をぐるぐると回してコリを少しずつほぐすことで、首から上の血行が促進されて目の疲れも軽減されますよ。

    疲れをマッサージで

    まぶたが痙攣するのはなぜ? 効果的なまぶたのケア方法

    眼が入っている「眼窩(がんか)」と呼ばれる骨のふちを指の腹で押します。
    上側、下側に分けて、目頭・中央・目尻のあたりを人差し指と中指、薬指でゆっくりと押してください。強すぎず、痛気持ちいいくらいがよいでしょう。

    また、指の腹を使って頭全体をマッサージするのも、目の周りの筋肉を休ませるのに有効ですよ。
    目を酷使する仕事を終えたら、できるだけ早めに眠ることが大切です。

    睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは傷ついた筋肉や皮膚を再生するために分泌されるため、睡眠不足に陥るとそれだけ目の疲労が回復しにくくなるといえます。
    寝る間際までスマホや携帯ゲーム機の画面を見つめていると、交感神経が刺激されて速やかに入眠しづらくなるので注意しましょう。