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  • 2019年05月27日

    生活習慣太り? 夜更かしで太るうわさの真相と原因

    健康面でも美容面でも、夜更かしはいい影響を与えないというイメージが強いですよね。

    それはダイエットにも同様で、夜更かしが習慣付いている人は痩せにくい、もしくは太ってしまうこともあると言われています。
    運動や食事制限をしていれば夜更かしをしてもダイエットの成果は得られるような気もしますが、本当に関係はあるのでしょうか?

    今回は、夜更かしと体が太ることの関係についてご紹介します。

    体内バランスが関係? 夜更かしで太る理由

    人間の体は、体内リズムが正確に機能していることで健康が保たれています。
    中でも、睡眠はホルモンの分泌などを左右する重要な役割を持ち、必要とされている睡眠時間や決まった時間に睡眠をとらないことで体内バランスが崩れてしまうこともあるのです。
    では、なぜ夜更かしをすると太ってしまうのでしょうか?

    ・成長ホルモンの下降
    体の生成を助ける成長ホルモンは、脳の下垂体から分泌されます。
    主に脂肪をエネルギーに変えたり筋肉を修復してくれる役割を持っているのですが、成長ホルモンは寝ている間に分泌されるもの、と言っても過言ではありません。
    そのため、ハードに筋肉を使ったり代謝を上げても、夜更かしをして成長ホルモンが分泌されないとダイエット効果は落ちてしまうのです。

    ・血糖値が上昇しやすい
    睡眠不足の朝は、睡眠をしっかりとった日の朝よりも血糖値が上昇しやすいです。
    糖分を大量に摂取した次の日に血糖値は上がりやすくなると言われていますが、夜更かしをするだけで、糖分を摂取していなくても同じ現象が起こってしまうのです。
    血糖値を下げようとインスリンという分泌液が体内で作られるのですが、これは脂肪細胞を増やしてしまうので、ダイエットをしていてもかえって太ってしまうこともあります。

    ・間食
    夜更かしをしていると、ついつい小腹が減って食べ物に手を伸ばしてしまいがち。
    低カロリーなものを選んでいたとしても、食べている事実は変わりません。
    夜は1日の中で最もエネルギーを消費しないので、そのまま脂肪へと変化して蓄積されるので注意しましょう。

    ・グレリン、レプチンの影響
    胃から分泌されるグレリンは、食欲を刺激して食事を促す働きがあります。
    そのグレリンと反対に満腹中枢を刺激して食欲を押さえてくれるのがレプチンなのですが、夜更かしを続けるとグレリンの分泌ばかり増えてしまうのです。

    ダイエットをサポートする夜更かし対策の方法

    ダイエットをサポートする夜更かし対策の方法

    ・通信機器は時間を決めて
    寝る直前まで携帯やPCに触れている人は、ついつい寝る時間を先延ばしにして画面に集中しがち。
    まずは21~22時以降は通信機器を使わないなどのルールを設け、目と心を休めてから眠ることに集中しましょう。

    ・お風呂は就寝30分より前に
    お風呂を出た後は体が温かいうちに眠りにつく方が良い、と思っている方もいらっしゃいますが、これはNG。
    入浴で温まった体は30分程時間をかけて冷まし、リラックスしてきたところでベッドに入りましょう。

    ・照明は暗めに
    脳をリラックスさせるためにも、部屋やバスルームの照明は暗めに設定しておくのがオススメです。
    ゆったりとした音楽などを流して、睡眠に繋がりやすい環境を作っていきましょう。

    どれだけダイエットにいそしんでいても、痩せにくい生活環境のままでは意味がありません。
    寝不足を解消して、痩せやすい体つくりを始めてみてはいかがでしょうか?