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  • 2019年05月22日

    摩擦は禁物! 花粉が目に与える影響とかゆい時の対処法

    花粉症に悩まされる人は年々増加傾向にありますが、特に悩みの種となるのが目元のかゆみや鼻水、くしゃみですよね。
    中でも目は一度かゆくなるとどれだけ擦っても収まらず、ただれやヒリヒリとした痛み、場合によっては色素沈着を招いてしまうこともあります。

    今回は、私たちの目に対して花粉はどのような影響をもたらすのか、解消方法と一緒に詳しく探ってみましょう。

    花粉が原因で目元に現れる症状と影響

    ・目がかゆくなる、収まらない
    参天製薬の調査によると、花粉症の人の約80%が「目のかゆみ」を感じていると言われています。
    花粉が目に入るとヒスタミンという物質が分泌されて、かゆくなってしまうのです。
    冒頭でもお話した通り、このかゆみが原因で目を擦ることで、さまざまな弊害を目元に与えてしまいます。

    ・充血する
    花粉が目に入った場合、結膜炎になると目元が充血してしまうことがあります。
    血管が拡張して赤く見えてしまうと、見栄えが悪くなったり目元が腫れるだけでなく、私生活に支障をきたすこともあるので注意が必要です。
    医師に処方された薬でしっかりと治療をする必要があります。

    ・涙が出る
    花粉によって涙腺の神経が刺激されると、涙が分泌されます。
    この時の涙には目の表面についた花粉を洗い流す役割もありますが、常に涙が流れている状況は目にとって悪環境そのもの。
    痛みや強いかゆみを感じることもあり、女性の場合は涙でメイクも落ちてしまうこともあります。

    ・眼病を招く
    花粉症の影響の中でも特に怖いのが、この眼病を招くことです。
    目がかゆいからと言って手で目元をこすると、角膜に傷がついて炎症や感染症を引き起こしてしまうことがあります。

    眼病にならないためには、目をこする前に正しい対処を行うことが大切です。

    目がかゆい時の解消法って?

    目がかゆい時の解消法って?

    ・目薬、飲み薬
    花粉症はアレルギー反応のため、医師に処方された薬での継続したケアが必須。
    市販の目薬などで様子を見るのも一つの手ですが、目への負担を考えると症状や体質に合わせた薬を使うのが一番です。
    色素沈着や結膜炎、眼病などを引き起こさないためにも、まずは医師の診察を受けることをおすすめします。

    ・目元を冷やす 目元を冷たいタオルなどで冷やすと、かゆみを和らげることができます。
    まぶたの上から水で濡らしたタオルを優しく当てて、楽になるまで冷やしましょう。
    保冷剤を使う時は、皮膚を冷やしすぎないようにタオルで包んで使用してくださいね。

    ・人工涙液の目薬で花粉を洗い流す
    花粉で目がかゆいと、水道水でもいいから目を洗いたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
    しかし、水道水には消毒作用のある塩素が含まれているため、頻繁に目に入れるのは好ましくありません。
    目を洗ってスッキリしたい場合は、人工涙液の目薬で洗い流すことをおすすめします。

    いかがでしたか?
    目元は刺激に弱くデリケートな部位なので、しっかりと労わりケアをしてあげる必要があります。

    ダメージを与えないためにも、ケアを見直していきましょう!