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  • 2019年03月19日

    粘膜に入れるアイラインは危険!? 正しいメイクオフ&ケア方法

    ここ数年でメイクの主流となっているデカ目メイクは目がぱっちり見えるので女性の間で大人気です。

    しかし、デカ目メイクにつきものの粘膜に入れるアイライン「インサイドライン」は目の健康に悪影響を及ぼす危険性があるということをご存じでしょうか?
    インサイドラインによる目への悪影響と、心がけたい正しいメイクオフ&ケア方法についてお伝えします。

    インサイドラインって?

    インサイドラインとは、通常のアイラインを入れる目の際よりもさらに内側の粘膜に入れるラインのことです。
    黒を使うと黒目が大きく見え、白やシルバーなら目が輝いて見える効果があります。

    芸能人がメイクに取り入れていたり、TV番組で紹介されたりしたことから、多くの女性がインサイドラインを入れるようになっています。

    インサイドラインが目のトラブルの原因に!?

    人気のインサイドラインですが、実は目に悪影響を及ぼす危険性が指摘されています。

    まつげの生え際の内側には「マイボーム腺」という皮脂腺があり、ここから分泌される油分が油膜となって涙の蒸発や目の乾燥を防いでいます。

    しかし、マイボーム腺が化粧成分で塞がれてしまうと油膜ができず、目が乾燥してドライアイになりやすくなります。
    また、マイボーム線が詰まって、ものもらいや結膜炎、眼瞼炎などの症状を引き起こす原因になってしまうのです。

    インサイドラインを詰まらせないメイクオフ&ケア方法

    せっかくきれいにメイクしても目にトラブルを起こしたのでは元も子もありません。
    インサイドラインを入れた日は、しっかりとメイク成分を落とすとともに目元をいたわる必要があります。
    以下のようなことを心がけましょう。

    ・アイメイク専用のクレンジングを使用する
    アイメイク化粧品の成分は普通のクレンジングでは落ちにくいので、アイメイク専用のクレンジングでしっかりオフするのが大切です。
    コットンにクレンジング剤をなじませて目の上に乗せ10秒ほど置きます。
    そして優しくコットンで拭き取ったあと、泡洗顔しましょう。

    ・マイボーム線をマッサージする
    きれいなタオルを40度前後のお湯で濡らし、まぶたに当ててタオルの上からまぶたを左右に動かすようにマッサージします。
    そして、まつ毛の生え際を1~2回ほど目頭から目じりに向けてそっと軽く拭きとりましょう。
    目の周りをマッサージしてマイボーム腺を刺激すると、マイボーム腺に詰まった汚れや油脂を落としやすくなります。

    ・インサイドラインはここぞという時だけにする
    毎回インサイドラインを入れていると、マイボーム線が詰まりやすくなるだけでなく目の粘膜にも負担になります。
    インサイドラインを入れるのは特別な日やイベントがある日だけと決め、普段はいつものアイラインに留めるようにしましょう。

    ・週に1回はスペシャルケアを
    インサイドラインによりマイボーム腺の表層に溜まってしまった油脂をしっかり浮かせてからオフすると効果的です。
    濡れタオルをレンジで1分程温め、まぶたにのせてしっかり油脂を浮かせてから泡で優しく目の周りを洗いましょう。

    どんなに美しくメイクしても、それが原因で炎症やトラブルを起こしては美しさを損なってしまいます。
    トラブルが元に戻るまでメイクできなかったり、ひどい場合は人前に出るのもためらうことにもなりかねません。

    メイクは女性にとって欠かせないもの。
    美しさを保つメイク法、メイクオフ方法、ケア方法の正しい知識を身に付け、いつも美しい女性でいられるようにしたいですね。