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  • 2019年04月21日

    痛くて治らない「しこりニキビ」の原因とケア方法

    多くの女性を悩ませるニキビ。
    一口にニキビといっても、白ニキビや赤ニキビなど種類はさまざまですが、とくに悩ましいのが痛みを伴う「しこりニキビ」です。

    「しこりニキビ」とは、20代以降の大人の体にできやすいニキビで、「芯がない」「範囲が大きくて目立つ」「強い痛みを伴う」「治りにくい」といった特徴があります。
    ある日突然お顔にできてしまう大人の「しこりニキビ」ができる原因や、回復を早めるケアの方法などについて解説していきます。

    大きくて痛い!「しこりニキビ」ができる原因は?

    若い頃にできるニキビは、数日~1週間で治っていくのに対し、「しこりニキビ」はなかなか治らないのが特徴です。
    ひどいときには2週間~1ヶ月以上にわたって赤みや痛みが続きます。

    このようなしこりニキビができる原因は一般的なニキビと同じで、皮脂が毛穴に詰まり、その皮脂を好むアクネ菌が増殖して炎症を起こすため。
    ただし、一般的なニキビは皮膚の表面の炎症だけで済みますが、しこりニキビの場合は毛穴の奥の奥まで炎症が進みます。

    毛穴の奥でアクネ菌が増殖すると白血球が菌を退治しようとしますが、それでもアクネ菌が増殖を続けてしまうと毛穴の周りの細胞が蝕まれてしまい、痛みを伴うしこりニキビになってしまうのです。

    治りにくい!「しこりニキビ」のケアのポイント

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    しこりニキビは毛穴の奥で炎症が進むので、治るまでに時間がかかり、やっとの思いで治してもすぐに再発してしまうことがあります。
    さらに、皮膚の奥まで炎症が起こっているので、長引けば長引くほど跡が残りやすくなってしまうという厄介な一面も。
    しこりニキビがあまりにも酷い場合には皮膚科を受診して治療をすることも大切ですが、次のポイントに気を付けて、しこりニキビをケアしていきましょう。

    ・夜更かしをやめ、早寝早起きの生活のリズムを整える
    ・野菜を中心とした食生活に切り替えて栄養を豊富にとる
    ・質の良い睡眠をたっぷりとるように心掛ける
    ・適度な運動を習慣にして、新陳代謝を活発にしましょう
    ・入浴は湯船にしっかりと浸かり、毛穴を開いて汚れを落とす
    ・脂っこい料理や揚げ物、甘い物を控えて、余計な皮脂分泌を抑える
    ・厚塗りのメイクを控える
    ・1日2回を目安に洗顔料でしっかりと顔を洗う

    しこりニキビを治すためには、薬などの使用と同時に体内からのケアがとても大切なポイントとなります。
    ビタミンAビタミンC、ビタミンB2などはニキビ改善に効果が期待できます。
    にんじんやホウレンソウ、パプリカなどの野菜を中心に、レバーや卵などでも栄養をとりながらバランスの良い食事を心掛けましょう。

    また、生活リズムを整えることも大切なポイントです。
    運動不足や睡眠不足を解消して、健康的な生活を目指しましょう。
    あわせて洗顔や毎日のメイクなども見直して、常に肌を清潔に保つことも重要です。

    ニキビを治して健やかな肌をキープするためには、新しいニキビを作らないようにすることがとても大切です。
    バランスの良い食事や生活リズムの改善は、ニキビケアをしながら予防することにもつながります。
    ニキビケアと予防をダブルで行って、自信溢れる魅力的な素肌を目指しましょう。