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  • 2019年05月31日

    ベタつき×乾燥の悪循環「インナードライ肌」の原因と対策スキンケア

    インナードライ肌とは、表面は皮脂でベタついているのに、内側はカラカラに乾燥している肌質のこと。
    近年、このインナードライ肌に悩まされる女性が増えてきています。

    「最近、肌荒れが気になってきた」「洗顔後は肌がつっぱるのに日中はテカる……」このような症状に心当りがある方は、もしかするとインナードライ肌になっているかもしれません。
    改善のヒントを得るためにも、インナードライ肌の症状や原因、対策スキンケア術を見ていきましょう。

    インナードライ肌の症状

    インナードライ肌の主な症状は、以下の通りです。

    ・肌のキメが荒い
    ・肌がゴワゴワする
    ・毛穴が目立つ
    ・肌に透明感がない
    ・メイクノリが悪い

    インナードライ肌は、肌の表面に皮脂が多く分泌されているのに対し、内側の水分量は少ないのが特徴です。
    肌のテカりやベタつきを感じるため、一見すると脂性肌に当てはまると思ってしまいますが、実は乾燥肌と同じようなトラブルが起きやすく、シワやシミ、くすみの原因にもなります。
    インナードライ肌による肌トラブルを避けるためにも、原因や対策術をさらに見ていきましょう。

    インナードライ肌になる原因

    インナードライ肌の主な原因は肌の乾燥です。
    分泌された皮脂だけに注目をして保湿ケアを控えていると、肌内部の水分の蒸発を防ぐために皮脂の分泌量がさらに増えてしまいます。
    その結果、肌の内側は乾いているのに、表面はベタついたインナードライ肌になってしまうのです。

    また、保湿ケア不足以外のインナードライ肌を引き起こす原因は、以下の通りです。

    ・間違ったスキンケア(保湿不足、皮脂の落としすぎなど)
    ・エアコンによる乾燥
    ・紫外線対策不足
    ・生活習慣の乱れ(睡眠不足、過度のストレス、偏った食生活など)

    インナードライ肌の対策スキンケア

    インナードライ肌の対策スキンケア

    ・皮脂対策を控える
    インナードライ肌になると分泌される皮脂量が増えるため、皮脂を落とすケアに集中してしまいがち。
    洗顔回数を増やしたり、洗浄力の強い洗顔料を使っている方も多いでしょう。
    しかし、皮脂を落としすぎると肌がさらに乾燥し、皮脂を増やすという悪循環をくり返してしまいます。
    インナードライ肌を改善するためには、皮脂を落とすケアを控えることが大切です。
    どうしてもテカりが気になるときは、あぶら取り紙ではなくティッシュで軽く押さえる程度にとどめてください。

    ・十分に保湿する
    インナードライ肌の主な原因は肌の乾燥なので、十分に保湿ケアを行うことで症状を和らげることができます。
    肌のテカりやベタつきがあると、乳液やクリームの使用を避けたくなりますが、化粧水をつけたあとは必ず油分でフタをしてあげることが重要です。
    保湿ケアをするときは一度にたくさんつけるのではなく、化粧水や乳液の適量を少しずつ手に取り、ゆっくりと肌に馴染ませるのがポイント。
    優しいハンドプレスで肌にうるおいをチャージしてあげましょう。

    ・乾燥するタイミングを肌に与えない
    洗顔や入浴後は、1秒でも早く保湿ケアに取りかかるよう心掛けることも大切です。
    乾燥するタイミングを肌に与えないことで、乾燥と皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。
    朝晩だけではなく、日中も保湿効果の高い美容液ミストなどをつけて潤いを保ちましょう。
    ミストを吹きかけたあとは、清潔な手で肌に馴染ませることを忘れずに。

    今回は、皮脂のケアや保湿ケアなどのスキンケアによる対策をメインにご紹介しましたが、生活習慣の改善もインナードライ肌対策の重要なポイントになります。
    質のいい睡眠やバランスのよい食生活、ストレス解消などを心掛けて、お悩みのインナードライ肌を改善していきましょう。