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  • 2019年07月14日

    曇りの日でも日焼けする!? 予防のための簡単UVケア

    曇りの日は日差しが弱いし、紫外線もそれほど降り注いでいないように感じますよね。
    そんな日は「UVケアをしなくても大丈夫そう」と油断してしまう方も多いのではないでしょうか。
    しかし肌にダメージを与える紫外線は、曇りの日でも地表に届いています。油断するとどのような肌トラブルを招くのか、対策方法と一緒に見ていきましょう。

    曇りの日でも日焼けするってホント?

    雲があっても紫外線は地表に届く

    「曇りの日でも日焼けする」というのは本当です。
    地表に降り注ぐ紫外線の量は、快晴の日を100%とすると、曇りの日は70~50%になります。
    快晴の日に比べるとやや少なくなりますが、それでも十分に注意が必要なレベルといえるでしょう。

    曇りの日はUVAに要注意

    地表に届く紫外線はUVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の2種類に分けられますが、曇りの日に注意が必要なのはUVAです。
    UVAは波長が長く、雲や窓ガラスを通り抜けてしまうため、曇りの日でも肌にしっかり降り注いでいます。
    UVAは肌の奥にまで侵入してコラーゲンを破壊し、シワやたるみなどを引き起こします。
    つまり曇りの日にUV対策を怠っていると、シワやたるみの目立つオバサン顔を招いてしまうのです。

    曇りの日のほうが日焼けしやすい?

    曇りの日にもう1つ注意が必要なのは、散乱光です。雲に紫外線が当たると、光が屈折して散乱します。
    晴れている日は太陽からそのまま紫外線がまっすぐ降りてきますが、雲があると散乱光になり、さまざまな角度から肌を襲ってくるのです。
    紫外線の量が増えるわけではありませんが、曇りの日ほど思わぬ日焼けをしやすいといえるでしょう。

    曇りの日の「うっかり日焼け」を防ぐ方法

    以上のように曇りの日でも紫外線は降り注いでいますから、UV対策は絶対必要です。
    ではここからは、具体的な対策方法をチェックしてみましょう。

    「日焼け止めは毎日塗る」が基本

    実は雨の日でも、晴れている日の30%ほどの紫外線が降り注いでいます。
    たとえどんな天気でも紫外線が肌を襲ってきますから、日焼け止めは毎日塗るようにしましょう。
    シワやたるみを招くUVAは窓ガラスを通り抜けるので、外出しない日でも日焼け止めを塗るようにしてくださいね。
    室内だけで過ごすなら、SPF10~20・PA+~++程度の日焼け止めで十分でしょう。

    日傘やサングラスなどのUVグッズを持ち歩く

    「朝出かけるときは曇っていたのに、昼になって急に快晴になった」なんて日もよくありますよね。
    そんなときのために、UVカット効果のある日傘や帽子、サングラスなどを常にバッグに入れておきましょう。
    急に晴れたときも強い日差しをブロックできるので、肌に受けるダメージを最小限に抑えることができますよ。

    日焼け止めサプリを飲む

    うっかり日焼けの予防には、日焼け止め効果のあるサプリも効果的です。
    紫外線から肌を守るセラミドや、メラニンの生成を抑えるフィトール、ビタミンCなどを体内に取り入れることで、ダメージを軽減する効果が期待できます。
    塗る日焼け止めとの併用がおすすめですが、「曇りの日だからうっかり塗り忘れちゃった……」という日もサプリを飲んでいれば安心ですよ。室内でのUV対策にも最適です。

    曇りの日は肌がジリジリと焼かれる感覚がないため、ついつい油断してしまうもの。
    しかし肌の老化を引き起こす紫外線は確実に肌に届いています。
    シミができる原因にもなりますから、曇りの日でも十分な対策を心がけてくださいね。