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目の疲れがクマの原因だった!? 今すぐ始めたい対策ケア方法
「スマホやパソコンを長時間見たあとは目の下のクマが目立つ……」と感じていませんか? 実は老けて見える原因にもなるクマには、目の疲れも関係しているといわれています。このメカニズムを、今すぐ始められる対策方法とあわせてチェックしてみましょう。
目の疲れでクマが悪化する? 意外なメカニズムとは
目元の血行不良がクマの原因に
目の疲れによってクマが発生・悪化する理由には、血行不良が関係しています。目を酷使すると目元の筋肉が凝り固まって血流が悪くなり、血液中の酸素が不足します。その結果、酸素不足によって青黒くなった血液が透けて見えて、クマが目立ってしまうのです。
血行不良によって生じるクマは青黒いことから、青クマとも呼ばれています。目元の皮膚はとくに薄いため、血行不良の影響を受けやすいといえるでしょう。
目の疲れ&青クマ対策方法
目元や顔周りを温める
目元を温めると血液の流れが促進され、青クマの改善につながります。温めたタオルやアイマスクを乗せて、目元をやさしくじんわり温めましょう。
また、目元だけでなく、長時間のデスクワークなどで顔周りが凝っているときもクマが生じやすくなります。耳を揉んだり、首元を温めたりする方法もおすすめです。
目元のツボを押す
目の周りにはたくさんのツボがあり、刺激すると血液の流れが良くなります。目頭には晴明(せいめい)、眉頭の下には攅竹(さんちく)、こめかみの少し下のくぼみには太陽というツボがあり、いずれも疲れ目対策に効果的です。指先で気持ちいいと思う程度にプッシュしてみましょう。
爪が長いなど、指先が使いにくい場合は指を曲げて第二関節で押してもOKです。清潔な手でおこなってくださいね。
目を意識的に休ませる
いくら血行を促しても、目を酷使し続けているとクマがなかなか改善されません。お仕事では仕方ありませんが、プライベートではスマホをなるべく見ないなど、目を意識的に休ませる工夫をしましょう。たまにはスマホを触らず、音楽を聴いてゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
また、デスクワーク中は1時間に1回遠くを見たりするなど、こまめに休憩を挟むことをおすすめします。眼球を左右にぐるぐると回す体操も取り入れてみてくださいね。
目の疲れ対策に効果的な栄養をとる
目の疲れを予防するためには、栄養バランスを考えることも大切です。目の健康維持には、ルテイン、ビタミンA、ビタミンEの摂取が効果的だといわれています。これらの栄養素はにんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれていますから、普段から積極的に取り入れましょう。疲れ目対策に効果的なサプリメントの併用もおすすめです。
目の疲れ対策で若々しい目元をキープしよう
私たち現代人は、思っている以上に目を酷使しています。知らないうちに目の疲れを蓄積させていますから、意識的に休ませるケア、目に良い栄養などを取り入れてイキイキと若々しい目元を維持していきたいですね。