オルトから最新美容トピックをお届けします。「美神(びじん)コラム」

冬こそ気をつけたいマスク肌荒れ。効果的なスキンケア方法は?

私たちの生活に欠かせなくなったマスクですが、常に顔に密着しているため肌への負担が大きいといわれています。特に冬は肌が乾燥していて、マスクによる肌荒れも生じやすいもの。冬の乾燥肌とマスクの関係性を、肌トラブルを防ぐケア方法とあわせてチェックしてみましょう。

冬の乾燥肌に与えるマスクの影響とは

冬の肌は摩擦ダメージを受けやすい

肌には、ホコリや摩擦などの外部刺激から細胞を守る「バリア機能」が備わっています。このバリア機能を正常に保つためには、肌に適度な水分が必要です。しかし冬は空気が乾燥する影響で、肌の水分量も低下。バリア機能が弱まっているため、マスクによる摩擦ダメージを受けやすいのです。

マスクでさらに肌の乾燥が進む

マスクをしていると呼気の影響で肌に水分が付着し、うるおっているように感じますよね。しかしこの水分はマスクを外すとあっという間に蒸発し、かえって肌の水分を奪う「過乾燥」という症状を招きます。すると、より肌が乾燥してバリア機能が低下。その結果、摩擦でさらに肌が荒れるという悪循環を引き起こすのです。

マスクによる肌荒れを防ぐスキンケア方法

洗顔は必要だけどゴシゴシ洗いはNG

マスク内は雑菌が繁殖しやすいため、朝晩きちんと洗顔料を使って顔を洗い、肌を清潔にすることが大切です。しかし、肌をこするようなゴシゴシ洗いをすると、肌の表面が傷ついてバリア機能が低下してしまいます。まずは洗顔料をしっかり泡立て、その泡で肌をなでる程度のやさしい洗顔を心がけましょう。

保湿をして肌に保護膜をつくる

保湿をすると肌表面に保護膜がつくられ、マスクによる摩擦ダメージを軽減できます。保湿アイテムはいつも使っている化粧品でOKです。

ただし、肌が荒れて刺激を感じるようなら化粧水や乳液の使用を避けて、ワセリンやクリームなどによるシンプルな保湿ケアをおこないましょう。使用するアイテムや触れる回数を減らすと肌表面への刺激も減り、回復を促すことができます。

肌当たりのいいマスクを使用する

肌荒れを防ぐためには、マスクの素材にも細心の注意が必要です。肌に刺激を与えないよう、できるだけ柔らかく肌当たりのいいマスクを選びましょう。最近では「敏感肌用」「低刺激性」の不織布マスクも多数登場していますから、肌のために試してみてはいかがでしょうか。

洗えるマスクは洗剤残りがないように

布製の洗えるマスクは比較的柔らかく、肌への摩擦ダメージも少ないといわれています。しかし、気になるのが洗剤残りです。洗濯機で洗うと洗剤が残ることがありますから、丁寧に手洗いをして十分にすすいでから乾かしましょう。

万全な肌荒れ対策で冬も快適なマスク生活を

マスクによる肌荒れリスクを減らすためには、適切なスキンケアと慎重なマスク選びが必要です。冬は肌がダメージを受けやすいことをしっかり自覚したうえで、丁寧なケアを心がけていきたいですね。

コラム一覧に戻る

新しい発見で
美と健康

受託開発(OEM)に関するお問い合わせ、
弊社への各種お問い合わせは
こちらから受け付けております。
03-4330-7068