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「逆さまつげ」ってどんな症状? 気になる原因と対処法とは

皆さんは、「逆さまつげ」という症状をご存じですか? 言葉自体は聞いたことがあっても、具体的な症状までは知らない方、もしくは自分が当てはまるのか気になっている方は意外と多いはずです。今回は、目の健康状態にも関わる逆さまつげの症状や原因を、実際に生じたときの対処法とあわせて見ていきましょう。

逆さまつげの症状や影響とは

そもそもまつげは、目の外側に向かって生えるもの。ですが逆さまつげは、まつげが目の内側に向かって生え、眼球に触れた状態になってしまいます。

まつげが眼球を傷つけると、ゴロゴロとした違和感、痛み、充血、めやにや涙が多く出る、といった症状を引き起こします。放っておくと角膜が傷ついて炎症や視力低下を招くこともあるため、甘く見るのは禁物です。

逆さまつげを発生させる主な原因

生まれつきによるもの

幼少期(0~4歳程度)の逆さまつげは、ほとんどが生まれつきによるもので先天性眼瞼内反と呼ばれています。生まれつきまぶたの脂肪が厚いせいで、睫毛が自然と内反してしまうのです。多くは成長とともに改善していきますが、自然に治らない場合は内反を矯正する手術が必要になります。

まぶたのたるみや緩み

大人の逆さまつげの原因には、まぶたのたるみや緩みが関係しています。加齢に伴って目の周りの皮膚や筋肉などが衰えると、まぶたの形が変化してまつげも内側に向いてしまうのです。このケースも、改善しない場合は手術による矯正が必要です。

まぶたの怪我や炎症

まれに、まぶたの怪我や炎症が原因でまつげが内側に生えてしまうことがあります。この症状は一時的で、怪我や炎症などが治れば逆さまつげも改善されます。ただし長引く場合、くり返す場合は組織に異常が生じている可能性があるため、医療機関で診察を受けることが大切です。

逆さまつげが生じたときの対処法                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

ビューラーでまつげを外向きにする

一時的な逆さまつげであれば、ビューラーでまつげを外向きにカールさせることで不快な症状を防ぐことができます。まつげに寝癖がついたときなども、この方法が効果的です。

自分で切ったり抜いたりするのはNG

逆さまつげがわずらわしいと、「まつげを切ったり抜いたりすればいいのでは?」と考えてしまうもの。しかし、自分で切ったり抜いたりするとそこから細菌が入り、感染症を招く恐れがあります。たとえ気になっても、自己処理は絶対にやめてくださいね。

治らないときは放置せず医療機関へ

逆さまつげがいつまでも治らない場合は、早急に医療機関を受診しましょう。症状が軽い場合は眼科でも対応できますが、手術が必要な場合は形成外科で扱われます。

逆さまつげは甘く見ないことが大切!

逆さまつげは子供やお年寄りに多い症状ですが、それ以外の方もまれになることがあります。ビューラーで治る程度なら心配ありませんが、痛みが生じたり、症状が長引いたりするようなら、医療機関を受診して適切な治療を受けてくださいね。

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