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アイメイクが原因? マイボーム腺の詰まりによる目元トラブルとは

皆さんは「マイボーム腺梗塞」という症状を聞いたことがありますか? 実はこの症状、若い女性にも起きる危険性があり、悪化すると目元の美しさを損なう原因になってしまいます。マイボーム腺梗塞とはどのような症状なのか、目元の美しさや健康なまつげを守る対策方法と一緒にチェックしてみましょう。

マイボーム腺とは

マイボーム腺とは、瞳のうるおいに必要な油分を分泌する器官のこと。まつげの際の内側にあり、ごく小さな穴が上下まぶた合わせて75個ほど並んでいます。マイボーム腺から分泌される油分は、涙腺から分泌される水分の蒸発を防ぐ働きがあります。瞳を乾燥から防ぐためには、水分だけでなくマイボーム腺からの油分も必要なのです。

マイボーム腺の詰まりが引き起こす目元トラブルとは

マイボーム腺が何らかの原因で詰まり、正しく働かなくなることを「マイボーム腺梗塞」もしくは「マイボーム腺機能不全」といいます。正常に分泌されるはずの油分が詰まって出口で固まると、ごろつき、ドライアイ、違和感、かゆみ、ものもらいなど、さまざまなトラブルを招いてしまいます。炎症が生じてまつげが抜けやすくなるなど、目元の美しさを損なう原因にもなってしまいますから、日頃から正しくケアすることが大切です。

マイボーム腺が詰まる原因

加齢

マイボーム腺梗塞は、高齢者に多いといわれています。年齢を重ねるとマイボーム腺から油分を分泌する力が衰えて、詰まりやすくなるのです。

残ったアイメイク

最近では、若くてもマイボーム腺梗塞を起こす方が増えてきています。その原因は、目元に残ったアイメイク。アイシャドウやマスカラ、アイライナーなどが落としきれていないとマイボーム腺が詰まり、トラブルの原因になってしまうのです。エクステをしていてアイメイクを落としにくい方、ウォータープルーフのメイクアイテムを使っている方は、より目元に汚れが残りやすいので注意が必要です。

マイボーム腺の詰まりを防ぐ習慣&ケア

アイメイクを正しく丁寧に落とす

マイボーム腺の詰まりを防ぐためには、毎日のアイメイクをしっかり落とすことが大切です。落ちにくいアイテムを使っている場合は、ポイントメイク専用のリムーバーを使いましょう。まつげの間の細かなメイクは、リムーバーを染み込ませた綿棒で落とすと効果的です。

まつげ専用のシャンプーを使う

まつげには、ホコリや目やになどの汚れも付着しやすいもの。そんな汚れをスッキリ落としたいときは、まつげ専用のシャンプー(アイシャンプー)がおすすめです。クレンジングとは異なり朝晩使用でき、まつげを集中的に洗うことができます。マイボーム腺梗塞を防ぎたい方にはもちろん、まつげ美容液の浸透を高めたい方にも適しています。

蒸しタオルなどで目元を温める

蒸しタオルなどで目元を温めると固まった油分が柔らかくなり、排出されやすくなります。加齢でマイボーム腺が詰まりやすい方におすすめです。

マイボーム腺の重要性を見直そう

マイボーム腺の健康は、目元の健康や美しさに直結しています。あまり耳なじみのない名前ですが、メイクやクレンジングをするときには、大切な器官であることを意識してみてくださいね。

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