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  • 2024年10月04日

    キムチが体に良い理由とは? 含まれる栄養・乳酸菌・塩分について

    適度な辛味と酸味で食欲を引き立ててくれるキムチは、体に良い発酵食品としても知られています。しかし、どのような栄養が含まれているのか、分からずに何となく食べている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、キムチの栄養や食べることで期待できる効果を、意外と重要な注意点とあわせて見ていきましょう。

    キムチに含まれている栄養&期待できる効果

    乳酸菌による整腸効果

    キムチには、乳酸菌の一種であるラクトバチルス菌が含まれています。ラクトバチルス菌には腸内の悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌を増やす働きがあるため、腸内環境を整える効果が期待できます。

    ビタミンB群による疲労回復効果

    発酵の段階でビタミンB群が大幅に増えることも、キムチの特徴です。中でも豊富に含まれているビタミンB1は糖質のエネルギー代謝を促すため、疲労回復をサポートしてくれます。

    ビタミンCによる美肌効果

    キムチは生の野菜を漬けているため、ビタミンCも効率よく摂取できます。ビタミンCはコラーゲンの生成を促したり、メラニンの生成を抑制する効果があるため、美肌を維持したい方に最適です。

    カプサイシンによる代謝アップ効果

    キムチには、カプサイシンが豊富に含まれる唐辛子が使われています。カプサイシンには血行促進や発汗作用があり、代謝アップに効果的です。摂取して運動をすれば、より効率よく脂肪を燃焼できます。

    意外と重要! キムチの食べ方・食べるときの注意点

    発酵しているキムチを食べる

    一般的に売られているキムチには発酵しているものと、非発酵のもの(キムチ味の浅漬け)があります。先にご紹介したような栄養や効果を得たい場合は、発酵しているキムチを選ぶことが大切です。スーパーなどで購入するときはパッケージをよく読み、「熟成発酵」や「乳酸発酵」と記載されているキムチを選びましょう。

    加熱せずにそのまま食べる

    キムチに含まれる乳酸菌は熱に弱いため、加熱せずにそのまま食べることをおすすめします。また、ビタミンB群やビタミンCは水に流れ出やすいので、冷麺などでもあまりスープに浸さずに食べたほうがいいでしょう。

    塩分量が多いので食べすぎはNG

    栄養豊富なキムチですが、塩分量が多いので食べすぎるとむくみや高血圧の原因になります。歯ざわりが良く、つい沢山食べたくなってしまいますが、食べる量は1日あたり50g(塩分量:約1.5g)までにしましょう。

    キムチの栄養でもっとキレイに美しく

    今回は、意外と知られていないキムチの栄養についてご紹介しました。栄養豊富なキムチは、私たちの美容や健康にも役立ちます。ぜひ食べ方に気をつけながら、毎日の美肌づくりや体型維持などに活かしてみてくださいね。