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褐色脂肪細胞とは? 活性化させて痩せ体質を目指そう

皆さんは「褐色脂肪細胞」をご存じですか? 実は脂肪細胞にも関わらず脂肪の燃焼をサポートし、多い人ほど太りにくい「痩せ体質」になるといわれています。褐色脂肪細胞の特徴を、ダイエットにも役立つ活性化方法と一緒に探ってみましょう。

褐色脂肪細胞とは?

脂肪を燃焼させてエネルギーを作り出す

脂肪というと、お腹をぽっこりさせる内臓脂肪やセルライトの原因になる皮下脂肪などを連想しますよね。実はそれは、白色脂肪細胞と呼ばれるもの。皆さんもご存じの通り、食べすぎると体に蓄積する脂肪です。

対して褐色脂肪細胞は、脂肪の分解や燃焼を促して、熱エネルギーを作り出す脂肪です。その名の通り茶褐色で、肩甲骨や首の周り、わきの下などに多く存在しています。脂肪を燃焼させるため、褐色脂肪細胞が多いほど太りにくい「痩せ体質」になるといわれています。

褐色脂肪細胞の量は生まれつき決まっている

褐色脂肪細胞は、赤ちゃんのときが一番多いといわれています。これは、赤ちゃんは自分で服を着るなどの体温調節ができず、熱を作って自分の体を守る必要があるためです。

そんな褐色脂肪細胞の量は遺伝によって決まっていて、残念ながら大人になってから増えることはありません。しかし、もともと持っている褐色脂肪細胞を活性化させれば、脂肪の燃焼を助けられると考えられています。痩せ体質を目指して、以下のような方法で褐色脂肪細胞を活性化させましょう。

褐色脂肪細胞を活性化させる方法

肩甲骨周りをこまめに動かす

褐色脂肪細胞は肩甲骨の周りに多く、以下のような体操で動かすと活性化につながります。朝起きた時や夜寝る前、休憩時などにこまめにおこないましょう。椅子に座ったままでもOKですよ。

【肩甲骨回しのやり方】

  • 正面を向いて背筋を伸ばす
  • 腕を曲げて、肩に指先を置く
  • 肘で後ろ回しに大きく円を描いて、肩甲骨を動かす
  • 1セットにつき10~20回ずつ、無理のない範囲でおこなう

温冷シャワーで刺激を与える

褐色脂肪細胞は、冷やすと活性化する性質があります。ただし、冷やしすぎると体全体の冷えを招いてしまうので、以下のように温めるのと冷やすを交互におこなうと効果的です。

【温冷シャワーの浴び方】

  • 入浴中、首の後ろや肩甲骨に温水と冷水のシャワーを30秒ずつ交互に当てる

1セットにつき5~6回くりかえす

褐色脂肪細胞を活性化させて理想の「痩せ体質」に!

今回は、ダイエットのためにも知っておきたい褐色脂肪細胞の特徴などをご紹介しました。褐色脂肪細胞の量は増えませんが、ご紹介したような刺激で活性化させることは可能です。太りにくい痩せ体質を目指したい方は、ぜひ意識してみてくださいね。

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