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加齢が太る原因に! 年を重ねてもスムーズなダイエットをするコツとは
女性の多くの方が、「年を重ねるにつれて太りやすくなった……」と悩んでいることでしょう。
加齢は太る原因の1つになり、ダイエットしても痩せにくい体を作り出してしまいます。
それはどうしてなのか、加齢に負けないダイエット法とあわせてご紹介します。
加齢が太る原因になるのはなぜ?
≪基礎代謝が落ちるため≫
基礎代謝とは、何もしていなくても体温や内臓の動きを保つために消費されるエネルギーのこと。
基礎代謝は、加齢とともに減っていきます。
たとえば160cmで50kgの女性の場合、20歳時の基礎代謝量は1日あたりおよそ1,277kcalです。
しかし30歳になると1,207kcal、40歳になると1,137kcal、50歳になると1,067kcalと徐々に減少していきます。
つまり同じ量の食事をしていても、年を重ねると消費されるエネルギーが減る分、太りやすくなってしまうのです。
≪ホルモンバランスの変化≫
体内のホルモンバランスも加齢によって変化していきます。
その変化によって筋肉が増えにくくなったり、脂肪を分解しにくくなったりすることで、太ってしまうのです。
特に更年期は、ホルモンバランスの乱れでお腹周りが太るといわれています。
加齢に負けないダイエット方法
≪基礎体温を上げる≫
基礎体温を上げると多くのエネルギーを消費するようになり、基礎代謝量もアップします。
以下のようなことで、基礎体温を上げていきましょう。
体を冷やす飲食物(ビール、アイス、白砂糖など)を避ける
体を温める食材(鶏肉、根菜、唐辛子など)を食べる
腹八分目を心がける
腹巻きやレッグウォーマーなどで防寒する
お風呂では湯船につかる
カフェインを控える
睡眠をしっかりとる
≪筋トレをする≫
基礎体温や基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やすことも大切です。
なぜなら筋肉は多くのエネルギーを消費して熱を発するため、体温&代謝キープに欠かせないからです。
そこでぜひ取り入れてほしいのが、スクワットです。
スクワットは太ももやお尻などの大きな筋肉を鍛えるため、比較的簡単に筋肉量を増やすことができます。
1日15~20回のスクワットを、正しいフォームでゆっくりと行いましょう。
~正しいスクワット方法~
1. 肩幅程度に足を開き、つま先を前方向に向けて立ちます。
2. 膝をゆっくりと曲げます。その際、つま先より膝が前に出ないようにします。
3. 太ももが床と平行になるまで曲げたら、一度その姿勢でストップします。
4. ゆっくりと1の姿勢に戻ります。
さらに脂肪を燃焼したいなら、ウォーキングなどの有酸素運動を週に2~3回、1回につき30分以上行うことをおすすめします。
≪糖質を控える≫
白米やパンなどの主食や、甘いものに多く含まれる糖質は、体内で脂肪になりやすいため、なるべく量を控えることが大切です。
特に運動量が少ない人はエネルギーとして消費しきれないため、食べたら食べた分だけ太ってしまいます。
ただし、白米やパンが好きな人だと、一気に制限するのは難しいでしょう。
その場合、朝昼は普通に食べて夜は控えるなど、ストレスを溜めない範囲で糖質の摂取量を減らしましょう。
「年だから太るのは仕方がない」と諦めてしまうと、体はさらに太っていくばかりです。
上でお伝えしたようなダイエットを心がけて、年を重ねても褒められるプロポーションを手に入れましょう。