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花粉の季節の肌荒れは「花粉症皮膚炎」かも……原因と対策方法は

花粉の飛散量が多い春は、鼻づまりや目のかゆみだけでなく、肌荒れに悩まされる女性も続出します。
花粉にともなう肌荒れを「花粉症皮膚炎」といいますが、イマイチ予防法がわからないという方も少なくありません。
花粉症皮膚炎の原因や症状をしっかりチェックして、有効な対策方法をマスターしましょう。

花粉症皮膚炎の原因・症状

花粉症皮膚炎の原因はズバリ花粉ですが、アトピーをお持ちの方や敏感肌の方に多く現れるのが特徴です。
もともと肌のバリア機能が低いために、花粉による肌荒れが起こりやすいのです。

症状としては肌のかゆみやカサつき、湿疹、発赤などが挙げられます。
また、普段使っている化粧品に刺激を感じたり、花粉症対策のためのマスクで肌荒れを起こしてしまうという方も少なくありません。

粉症皮膚炎の対策方法

粉症皮膚炎の対策方法

肌の露出を控える

花粉症皮膚炎を防ぐためには、まず肌に花粉を付着させないことが大切です。
外出する際はマスクやメガネ、帽子などを装着して、できるだけ肌の露出部分を減らしましょう。

肌に優しいマスクを使用する

花粉症対策にマスクが欠かせないとはいえ、ゴワゴワとしたマスクは肌を傷つけてしまいます。
綿やシルクのマスクを使用したり、使い捨てでも柔らかく、肌に優しいものを選ぶようにしましょう。
また、汚れたマスクは肌トラブルの原因になるので、清潔なものにこまめに交換しましょう。

花粉を家に持ち込まない

花粉を家の中に持ち込むと、皮膚炎を発症・悪化しやすくなります。
家の外で花粉を十分に払い落としてから、中に入るようにしましょう。
ニットなどの表面が凸凹した衣類は花粉が付着しやすいので、できるだけツルツルとしたコートを着ることをおすすめします。

過度の洗顔を避ける

洗顔をしすぎると、肌のバリア機能を保つ皮脂やセラミドまで洗い流されてしまいます。
洗顔は多くても1日2回まで、肌を傷つけないようにぬるま湯で優しく洗いましょう。
なお、クレンジングをする場合は、W洗顔不要のクレンジング剤を選ぶと、夜の洗顔を省くことができます。

保湿を十分に

保湿をしっかり行うことで、肌のバリア機能を保つことができます。
なお、化粧品でヒリヒリする場合は、ワセリンやオイルなどでのシンプルなケアがおすすめです。
パックやピーリングなどのスペシャルケアは肌のバリア機能を低下させる恐れがあるので、花粉症皮膚炎に悩まされているときは避けましょう。

以上、花粉症皮膚炎の原因や対策方法をご紹介しました。
なお、花粉症皮膚炎を防ぐためにはスキンケアに気を配るだけでなく、体調を整えることも大切です。
睡眠不足や栄養不足、ストレスを避けて、花粉に負けない強い肌を目指しましょう。

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