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糖質制限ダイエットはリバウンドしやすい? 失敗を防ぐ方法とは
ダイエットにはさまざまな方法がありますが、最近ではお米やパンなどをカットする糖質制限に人気が集中しています。しかし、糖質制限ダイエットは痩せやすい反面、リバウンドしやすいってご存じでしたか? その理由を、ダイエット後のリバウンドを防ぐ方法と一緒に見ていきましょう。
糖質制限ダイエット後にリバウンドしやすい理由とは?
体が太りやすくなるため
糖質は、体や脳の活動に欠かせないエネルギー源です。糖質制限ダイエットをすると、そのエネルギー源を大幅にカットしてしまうわけですから、体や脳は「糖質が足りない、もっと欲しい!」と渇望した状態になります。
では、ダイエット成功後、そのような状態で糖質の摂取量を元に戻すと、体はどうなるでしょうか? ここぞとばかりに糖質を吸収し、脂肪として溜め込んでしまいますよね。これこそ、糖質制限ダイエット後に太りやすい理由なのです。
糖質制限ダイエット中に気をつけたいポイント
体重を一気に減らさない
1ヶ月のうちに体重の5%以上を減らすと、体の状態を一定に保とうとするホメオスタシス機能が働き、エネルギーを蓄えやすい体になるといわれています。つまり一気に痩せると、かえって太りやすい体になる危険性があるのです。
今まで糖質を摂りすぎていた人が糖質制限ダイエットをすると面白いように体重が減りますが、1ヶ月のうちに5%以上は減らさないように気をつけましょう。たとえば体重60kgの人なら、1ヶ月に3kg以上落とすダイエットは危険です。一気に体重が落ちないように、以下のような食事管理を心がけてくださいね。
・糖質をカットする分、タンパク質や脂質でエネルギーを補う
・糖質を完全にカットせずに、ダイエット前の半分~1/3程度食べる
糖質制限ダイエット後のリバウンドを防ぐ方法
糖質の量を一気に戻さない
ダイエットが成功して目標にたどり着くと、「やっと食事制限から開放されて、食べたいものが食べられる!」という気持ちになりますよね。しかし、先ほどもお伝えしたように、糖質制限ダイエット後の体はエネルギーを吸収しやすくなっています。
食べたい気持ちがあっても糖質の量を一気に戻さず、少しずつ戻すようにしましょう。たとえば「朝や昼はご飯を茶碗1/2杯ほどにして、夜は主食抜きにする」などの工夫が効果的です。
低GI値食品を食べる
GI値とは、食品に含まれている糖質の吸収度を示す値です。GI値が高い食品ほど体内で糖として吸収されやすいので、ダイエット後はなるべくGI値の低い食品を食べるようにしましょう。たとえば主食なら、GI値が高い白米・食パン・うどん・コーンフレークよりも、GI値の低い玄米・全粒粉パン・そば・オートミールなどがおすすめです。
運動習慣を身につける
運動をすると糖質がエネルギーとして使われるため、体脂肪として蓄積されるのを防ぐことができます。筋トレやウォーキングなどを定期的に続けて、リバウンドを防ぎましょう。
ダイエットは「成功したら終わり」ではなく「成功しても続くもの」ですから、ストレスなく続けられる方法を選ぶことが大切です。結果が出やすい糖質制限ダイエットですが、成功後のリバウンドリスクも考えて、無理なく計画的に続けていきたいですね。