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若い女性にも増えている「まつげ貧毛症」とは? 身近な原因を知ろう
「まつげが極端に少ない」「まつげが細くて短い」といった悩みを抱えている方は、まつげ貧毛症かもしれません。まつげ貧毛症とはどのような症状のことを指すのか、身近な原因や治療法、予防ケア方法などとあわせてご紹介します。
まつげ貧毛症とは?
まつげ貧毛症とは、まつげが不足している状態のことをいいます。まつげが少ない、細い、短いといった悩みを引き起こすのが特徴です。
まつげ貧毛症の原因
まつげへの度重なるダメージ
まつげ貧毛症の原因は人によってさまざまですが、流行りのまつげパーマやエクステ、日頃のアイメイクが原因になっているケースも少なくありません。過度の接触によってまつげに負担がかかり、徐々に薄くなってしまうのです。 「まつげパーマを頻繁にかけている」「まつげエクステを繰り返している」「ビューラーで何度も負荷をかけている」「クレンジングや洗顔の際に強くこすっている」という方は、まつげにダメージを蓄積させている可能性が高いでしょう。 まつげ貧毛症の原因は他にも、老化、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患、抗がん剤などの副作用などが考えられます。まだ若くて疾患などもないなら、まつげケアを見直すことが大切です。
まつげ貧毛症の治療法
まつげ貧毛症の治療には、外用液剤が使われます。「明らかにまつげが以前より少なくなった」「まつげが生えてこない」という方は、美容皮膚科などの医療機関で相談するといいでしょう。 ただし、まつげの治療には健康保険が適用されないため、全額自己負担になります。コストも時間もかかりますから、まつげ貧毛症になる前の予防ケアを心がけることが大切です。
まつげ貧毛症の対策方法
まつげ貧毛症にならないためには、日頃の対策ケア・育毛ケアが欠かせません。ここからは、まつげのボリュームや長さを守るために続けたいケア方法についてご紹介します。
まつげへのダメージを極力減らす
先ほどもお伝えしたように、パーマやエクステ、アイメイクなどによるダメージは、まつげ貧毛症の原因になります。パーマやエクステをしばらく休む、ビューラーを使用しない日をつくるなど、まつげへの負担をできるだけ減らしましょう。
まつげ専用のサプリメントを活用する
まつげを健康的に育てるためにはビタミンやミネラルなど、多くの栄養素が必要です。しかし、さまざまな栄養を毎日の食事からバランスよく摂るのは難しいといわれています。 必要な栄養がギュッと濃縮されたサプリメントを摂取して、効率よくまつげの成長を促しましょう。自まつげをしっかり育てれば、エクステや濃いアイメイクに頼る必要がなくなるため、日々の負担を減らすことにもつながります。
日頃のケアでまつげ貧毛症を防ごう
「まつげが少し減ったかも」「生え方がまばらになってきた」と感じたら、まつげ貧毛症の発症・悪化のサインかもしれません。まつげ貧毛症が悪化すると、全額自己負担の治療が必要になってしまうもの。その前にまつげケアを本格的に見直し、ボリュームアップを目指していきたいですね。