オルトから最新美容トピックをお届けします。「美神(びじん)コラム」
なんだか目が小さくなった……!? 目が小粒になる原因とは
「年齢を重ねるごとに目が小さくなった……」と感じていませんか? 実はその悩み、多くの女性が抱えているといわれています。なぜ加齢によって目が小さくなるのか、対策方法と一緒に探ってみましょう。
加齢とともに目が小さくなる原因とは?
まぶたのたるみ
年齢を重ねるにしたがって目が小さくなる主な原因は、まぶたのたるみです。皮膚の弾力が低下して下へと落ちてくることで目にかぶさり、小さく見えてしまうのです。二重だったのに奥二重になった方、目尻が落ちてきた方は、たるみが大きく影響しているでしょう。
筋肉の衰え
目が小さくなるもう1つの原因は、目周りの筋肉の衰えです。まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋が加齢によって衰えたり、摩擦などによって伸びてしまうと、まぶたが落ちて目が小さくなってしまいます。目が開きにくいと感じる方、眠たそうな目に見える方は、このタイプの可能性があります。
「目が小さくなった」を防ぐケア方法
紫外線から肌を守る
紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、弾力を低下させる原因になります。日焼け止めは目の周りまで丁寧に塗ること、そして屋外ではUVカットのサングラスと併用し、まぶたの皮膚を守ることが大切です。
目元をこすらない
かゆみなどが原因で目元をこすると、皮膚や筋肉を傷つけて目周りのたるみを招いてしまいます。メイクやスキンケアの際も、まぶたを強く押したりこすったりしないように気をつけましょう。
目を酷使しすぎない
スマホやパソコンを長時間見るなど、目を酷使する習慣があると筋肉が凝り固まり、目元の皮膚の代謝が落ちやすくなります。プライベートではあまりスマホやパソコンを見ないようにするなど、目をいたわる工夫も必要です。
血流ケアで目の疲れを緩和する
目元の血流を促すと、目の疲れや筋肉の凝りを防ぐことができます。以下のようなツボを刺激したり、蒸しタオルなどで温めたりするといいでしょう。ただし、まぶたを強く押すと皮膚や筋肉を傷つけてしまいます。くれぐれもツボだけを押すこと、タオルで刺激しないことがポイントです。
【目の周りにあるツボ】
・攅竹(さんちく)
眉頭のすぐ下にあるツボ。親指の腹で引き上げるようにプッシュしましょう。
・晴明(せいめい)
目頭のくぼみにあるツボ。中指の腹で鼻筋に向かって押します。
・瞳子髎(どうしりょう)
目尻から指1本分外側のくぼみにあるツボ。人差し指の腹でやさしく押します。
目元のむくみを防ぐ
まぶたがむくむとその分皮膚が伸び、たるみやすくなるってご存じでしたか? 塩分やアルコールの摂りすぎ、泣いてすぐの就寝などは目元のむくみの原因になりますから、なるべく控えましょう。泣いてしまったときは、目元をやさしく冷やしてから寝ると安心ですよ。
丁寧&やさしいケアで「目が小さくなった」を回避しよう
目の周りの皮膚や筋肉はとてもデリケートですから、マッサージや筋トレをするとかえってダメージで小さくなってしまうことがあります。年齢を重ねた目元には刺激を与えない”引き算ケア”を意識して、できる限り「目が小さくなった」を回避したいですね。