オルトから最新美容トピックをお届けします。「美神(びじん)コラム」

巻き爪の悪化を食い止めるには? 知っておきたいセルフケア&治し方  

巻き爪とは、爪の端が内側に巻き込んだ状態のこと。爪が皮膚に食い込むと痛みや炎症を引き起こす恐れもあるため、悪化する前のケアが重要になります。そもそもどのような原因で巻き爪になってしまうのか、セルフケア方法や医療機関での治し方とあわせて見ていきましょう。

巻き爪の原因とは

外反母趾や足に合わない靴

外反母趾だったり自分の足に合わない靴で歩行を続けたりしていると、足の指に正しく体重がかからず爪が変形する原因になります。

遺伝的要素

巻き爪自体は遺伝しませんが、骨格や爪の形などが遺伝することで巻き爪になる可能性があります。親が巻き爪で爪の形が似ている場合は、以下のようなケアを早めに始めましょう。

巻き爪の悪化を防ぐセルフケア方法

適切な爪切りをおこなう

巻き爪の場合、爪が長すぎても短すぎても湾曲が悪化する恐れがあります。特に深爪にすると両端が皮膚に食い込んで痛みや炎症を招きやすいので、白い部分を少し残した長さ(爪の先端が指先と同じくらいの長さ)にしましょう。

そのうえで、爪の形は両端の角を残した「スクエア型」にすることがポイントです。角が尖っていると靴下などに引っかかって損傷してしまうので、ヤスリでほんの少し削って丸くしておきましょう。

足に合った靴を履く

サイズの小さな靴、大きすぎる靴、ヒールの高い靴、土踏まずにフィットしない靴、先端が細くなった靴、硬い素材の靴などを履き続けると、巻き爪を悪化させてしまいます。靴を購入するときは必ず試し履きをして、歩きやすさやフィット感などを確認しましょう。すでに違和感がある靴がある場合は処分するか、できるだけ長く履かないことが大切です。

爪の保湿をする

爪が乾燥すると硬くなり、ちょっとした衝撃で損傷しやすくなります。割れた巻き爪がさらに皮膚に強く食い込む恐れもあるので、普段からネイルオイルなどで保湿をしておきましょう。爪のための栄養成分が配合されたネイルケア用サプリを飲むのも効果的です。

巻き爪の治し方は? 何科を受診すればいい?

巻き爪がセルフケアで改善できず悪化が見られる場合は、皮膚科を受診しましょう。皮膚科では基本的に矯正器具を用いた治療がおこなわれます。皮膚への強い食い込みが見られる陥入爪の場合、爪の一部を切除する手術がおこなわれることも。大切な足を守るためには、重症化する前の受診が肝心です。

正しいケアで巻き爪の悪化を防ごう

今回は、意外と知られていない巻き爪のケア方法や治し方についてご紹介しました。巻き爪には普段の歩き方や爪の形なども深く関係しています。違和感がある場合は見過ごさず、正しいケアや早めの治療を心がけたいですね。

コラム一覧に戻る

新しい発見で
美と健康

受託開発(OEM)に関するお問い合わせ、
弊社への各種お問い合わせは
こちらから受け付けております。
03-4330-7068