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よく耳にする「末端冷え性」とは? 症状の特徴と改善方法

皆さんは、手足の冷えに悩まされていませんか? それは「末端冷え性」と呼ばれる冷え性の一種かもしれません。どのような症状が現れるのか、自分でできる改善方法とあわせて見ていきましょう。

末端冷え性とは? どんな症状なの?

末端冷え性は、体の中心部はそれほど冷えていないのに、手足だけが冷える症状です。温かい血液が指先の毛細血管にまで行き渡らず、冷えを感じてしまいます。症状がひどくなると痛みを感じたり、寝付きが悪くなったりなど、冷え以外のトラブルを招くこともあります。

末端冷え性の原因・見分け方

末端冷え性は、ダイエット中や食の細い女性に多いといわれています。エネルギーが足りないため、体のすみずみまで温められないのです。また、爪が割れやすい、目が疲れやすい、髪が細くなりやすいなど、体の末端に関わるトラブルも起こりがちです。

末端冷え性の改善方法

お腹を温める

冷えている手足だけ温めても、末端冷え性の根本的改善にはなりません。体のすみずみに温かい血液を届けるためには、お腹(内臓)を温めることが大切なのです。腹巻きやカイロを使ったり、温かい食事や飲み物を選んだりして、体の中央から熱を生み出しましょう。

筋トレなどの運動をする

筋肉量が低下すると十分な熱量が作れなくなるうえに、血液を体のすみずみにまで循環させる力が弱まってしまいます。スクワットや腕立て伏せなど、簡単な筋トレを1日各10回ずつ取り入れてみましょう。できるだけゆっくりおこない、慣れてきたら回数や筋トレの種類を増やすと効果的です。

また、ウォーキングやストレッチなどでこまめに体を動かすことも、全身の血行が促進されるため冷えの緩和につながります。

タンパク質をしっかり摂る

タンパク質は筋肉を作る材料になるため、不足すると筋肉量の低下や冷えを招く原因になります。ダイエット中や食の細い方はタンパク質の摂取量が減りがちなので、意識して食べるようにしましょう。肉、魚、大豆製品、乳製品、卵などをバランスよく取り入れてくださいね。

スパイスを活用する

シナモン、ヒハツ、しょうが、山椒、唐辛子などのスパイスには、体を温める作用があります。料理に積極的に取り入れて、冷えの改善につなげましょう。

「スパイスの味が苦手」「料理に上手く使えない」という方には、スパイスから抽出した成分を配合したサプリメントもおすすめです。効率よく体を温められますよ。

習慣や食事を見直して手足もポカポカに

今回は、末端冷え性の症状や改善方法についてご紹介しました。何かと耳にする症状ではありますが、なぜ手足が冷えてしまうのか、どうしたら改善できるのかはあまり知られていないもの。まずは日頃の習慣や食事を見直して、冷えによる悩みを解消していきましょう。

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