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「ドライアイ」は頭痛やクマの原因にも。自分でできる改善方法は?

ドライアイの症状というと目の乾きや充血などを思い浮かべますよね。しかし、中には目の乾きをあまり感じずに、他の意外な症状で悩んでいる方もいらっしゃいます。今回は、ドライアイが引き起こす思いがけない症例を、予防や改善方法とあわせて見ていきましょう。

ドライアイが引き起こす意外な症状

肩こりや頭痛

ドライアイは、涙の分泌量や質が低下して生じる疾患です。悪化すると眼精疲労を引き起こし、そのストレスから肩こりや頭痛を併発することがあります。

目元のクマやくすみ

ドライアイによって物がかすんで見えにくくなると、目やその周りの筋肉を酷使します。その結果、血行不良が生じて目元のクマやくすみが悪化する恐れがあります。

集中力の低下

目の疲れを頻繁に感じると、自律神経のバランスが崩れて集中力が低下しやすくなります。自律神経の乱れはイライラや睡眠障害を招く恐れもあるので注意が必要です。

ドライアイの予防&改善方法

人工涙液で目にうるおいを与える

ドライアイの症状が現れて、自分で対処したい場合は人工涙液の目薬を使用しましょう。涙に近い水分を与えることで、目の表面の乾きを軽減できます。

目薬にもさまざまな種類がありますが、防腐剤やメントール入りのものはかえって目に刺激を与える恐れがあるので注意が必要です。「人工涙液」「ドライアイ専用」などと書かれた目薬を選びましょう。

まばたきを意識して増やす

まばたきをすると涙の分泌が促され、目の乾きの改善につながります。パソコンやスマホなどに集中するとまばたきが減りやすいので、意識して目を閉じるようにしましょう。こまめに休憩をとり、目をギュッと閉じてパッと開く動作を繰り返すのも効果的です。

加湿器を使用する

室内の空気が乾燥していると、目の水分も蒸発しやすくなります。生活環境の湿度は40~60%が適切だといわれているので、これ以下になるなら加湿器を使用しましょう。また、エアコンの風が直接顔に当たらないように設定することも、ドライアイの予防や改善につながります。

症状が続く場合は病院へ

ドライアイが悪化すると角膜が傷つきやすくなり、角膜炎や結膜炎になるリスクが上がってしまいます。目の症状や身体的な違和感が続く場合は、そのまま放置せず早めに眼科を受診しましょう。

ドライアイを改善して不快な症状を防ごう

今回は、ドライアイのあまり知られていない症状や対策方法などをご紹介しました。ドライアイは目の症状だけでなく、心身のストレスを引き起こす危険性もあります。「たかが目の乾きだから」と軽く見ずに、適切な予防や対処、治療などをおこなっていきましょう。

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